次郎のFTWinWDW備忘録【D4-1】グランドフロリディアンでの前撮り
〜2018.05.14.Mon.(現地時間)〜
私たち夫婦が待ちに待った一日は、遂にやってきました。
いや、やってきてしまったのかもしれません。
2017年1月のアライさんとの相談会から始まって、本来なら2017年9月に予定されていた私たちのFTWinWDWでしたが、ハリケーンイルマの到来で延期にせざるを得なかったという話を、以前の記事で書かせていただきました。
まず、9月上旬に現地の天気を調べている時に知った、大型台風の存在
次にオーランド空港の閉鎖
アメリカへは行けるけどオーランド空港へは行けず、外出禁止令も出る関係で、ホテルに泊まっていたとしてもパークへは行けない
最後に、WDWの閉園決定
夜勤明けの正午過ぎ、半泣きで飛行機の変更・キャンセル作業に没頭した事も
アライさんにFTWの延期をメールと電話でお願いした事も
今となっては笑話にできるくらい、良い思い出です。
※
当日の予定は
①グランドフロリディアンリゾートのホテルで前撮り
②グランドフロリディアンリゾートのウェディングパビリオンでFTW
③FTW後、そのままウェディングパビリオン内で写真撮影
④グラフロ内のコンベンションセンターで、レセプションとキャラクターとのひと時
前撮りに関しては最初は予定していなかったのですが、渡米前最後のアライさんとの電話で急遽追加させてもらったものです。
前撮りは一度延期させてもらったことで実現できたことの一つなので、こういう意味でも感慨深いものがあります。
朝7時には昨日のMKBPでもお世話になったメイクさんがいらっしゃって、新婦からヘアセットとメイクが始まりました。
昨日はトラブルがありましたがこの日は時間通りの到着で、とても安心したのを覚えています笑
私は着替えても何もすることが無いので、私服のままポップセンチュリーをビデオを回しながら散歩して、時間をつぶしていました。
先ほど久々にその動画を見直したのですが、写る景色やそこかしこで聞こえてくる英語…
私自身がとても楽しみにしている様子がうかがえて、懐かしい気持ちになりました。
ただ、天気はあいにくの雨…(´;ω;`)
こればっかりはもうどうしようもないと思いつつも、外で写真を撮る時だけでも晴れてくれれば良いな…と思っていました。
↑隠れミッキー
時間はもう忘れましたが、ヘアセットとメイクが終わるくらいのタイミングでアライさんが部屋にいらっしゃいました。
今回は、ドレスを着付けをアライさん本人がしてくださるその事。
意思疎通的な意味でも、現地のキャストさんに私たちが言いたいことをアライさんに通訳してもらえるのはとても心強いものです。
私自身の準備はものの5分で終わりました笑
ただ私は、昨日と違って顔に軽く化粧をしてもらっています。
これにもう5分ほどかかり、それでも10分ほどで私の準備は終わりました。
新郎の化粧はオプションで有料だったのですが昨日のトラブルのお詫び…という事でサービスでやっていただいたもの。
ただ前の記事でも書いていると思いますが、新郎も化粧してもらった方が確実に良く見えますので強くお勧めしたいです。
※
9時過ぎにすべての準備が完了して、迎えのリムジンが到着したのを確認してから外へ出ました。
私は手荷物がとても多く
・一眼レフ2台
・傘
・ビデオカメラ
・三脚
スマホやマジックバンドなど小物も勿論ありますし、これを運ばなければならなかったので、タキシードなのに大きなバックパックを背負って歩かねばなりません。
そして、新婦のトレーンを持って傘をさして歩くその様は、今振り返ってみてもだいぶ滑稽なものです笑
※
今回快く参列してくれた友人と一緒に白亜のリムジンに乗って、いよいよグランドフロリディアンに向けて出発です。
私はリムジンに乗るのが初めてだったのですが、今まで見たこのない素晴らしいラクジュアリー空間です。
予め車内で飲むものの希望を聞かれていたのですが、私たちは水だけにしました。
今回ご縁がありませんでしたが、車内には綺麗に磨いて置かれているグラスやボトルを冷やすスペースなどがあり、緊張と興味津々でソワソワしてしまいます笑
※
ポップセンチュリーからグランドフロリディアンまでは、10-15分ほど掛かりました。
到着した次の日にアライさんに下見として連れてきていただいた、ディズニー・グランドフロリディアンリゾート&スパ。
WDWの中でも格式の高い、デラックスクラスのホテルです。
雰囲気はランドホテルの様な感じですが、私が行った事のある香港や東京とはスケールが違います。
ホテルの詳細に関しては最終日の宿泊時の記事で書くつもりでおりますので、また今度。
…
入口に止めてもらったリムジンから降りて、アライさんの案内で大きな階段へ向かいました。
イメージとしては、東京のアンバサダーホテルの、あの階段みたいなところです。
途中でゲストキャスト問わず
「Congratulations!」
「Beautiful!」
と、多くの人をお祝いしていただきました。
これも海外で結婚式をすることの醍醐味だと思います。
階段の下で待ってくれていたのは、昨日MKBPでお世話になったカメラマンのJaimerさんと、2人目のカメラマンさんであるRickさんでした。
※
これも前述した事なのですが、FTWを一度延期した事で変更になったことがもう一つあります。
私達は2017年9月にFTWinWDWをした後、11月に日本で披露宴をやる予定でした。
日本の披露宴で使うウェルカムボードにFTWの写真を使いたくて、かなり大きなキャンバス生地に写真を印刷してもらうお願いをしていたのですが、延期になって日本の披露宴の方が先だった事により、このキャンバスが要らなくなってしまったのです。
既に料金は払い済みで、返金はできないため他の何かで代用するしかできない…と言われて困った私たちでしたが、アライさんが
FTWのカメラマンをもう一人増やすのはどうか?
という素晴らしい提案をしてくださり、それが今回のRickさん登場に繋がったのです。
…
このRickさんは片言の日本語の達人で
「モウチョットヒダリネ」
「カワイイ」
など、とても愉快な方でした。
とても気さくで終始笑顔で私たちを楽しませてくださいましたし、素晴らしいカメラマンに撮ってもらえて、全体を通しても思い出に残る時間でした。
アライさんには"Master Rick"と呼ばれており、素晴らしい腕の持ち主だそうです。
ただ、今回のメインカメラマンはJaimerさんでセカンドがRickさん。
比較的寡黙で、黙々と写真を撮る若いJaimerさん
終始にぎやかで、笑顔絶えないベテランRickさん
とても対照的な2人でしたが、素晴らしい写真を本当にたくさん撮っていただいて感謝の念が尽きません。
※
Jaimerさんには挨拶と昨日のお礼、Rickさんにもはじめましての挨拶を済ませた後で、Jaimerさんからなんと昨日のMKBPの写真を数点プレゼントしていただきました。
昨日の写真はカメラの液晶で見せてはもらったのですが、まさか現像が終わったものを今日頂けるとは思っておらず、思わず見入ってしまいました!
あれも感動したなぁ…
またそこでお礼を伝え、私が荷物を置いてようやく撮影が始まります。
まずは階段でツーショットを撮り、その後で新婦のワンショット。
次はホテルのロビーで撮影。
新婦はグランドピアノに座って一枚
この写真ですが、背景が白くなってるのは私・友人・アライさんの3人でドレスのトレーンを持ち上げているからです。
なかなかの力技でした笑
新郎はグランドピアノにもたれて一枚
手をつないでのツーショット
勿論、他ゲストから注視されている事は当然だし、人払いなんてありません笑
これは頂いたデータの写真。
思いっきり他ゲストが入ってますが、紙のアルバムではキチンと他ゲストを消してくれて、私たちしかいないように加工してくれてます。
私たちは予め
「絵になるような写真を撮ってほしい」
というイメージを、MKBPの前からアライさんとカメラマンさんに伝えていたので、昨日も今日も全体的に広角で、引きな写真を多めに撮ってくれました。
最後に2階に上がり、大きなシャンデリアが映えるバックでツーショット。
時間にして30分強。
これにて、グラフロでの前撮りは終了です。
※
次回、いよいよウェディングパビリオンへ♪