次郎のFTWinWDW備忘録【D4-3】WeddingReception
グランドフロリディアンホテルでの前撮り
ウェディングパビリオンでのFTWとポートレート撮影
これが終わると次に待っている…というか遂に(私達にとっての)メインイベントとなる
ミッキーマウスとミニーマウスと共に過ごすレセプション!!!
1日目はマジックキングダムでのブライダルポートレート(MKBP)。
このMKBPがやりたくて、フロリダでのFTWを選んだといっても過言ではありません。
そして2日目のFTW本番と、レセプション。
レセプションだと日本では”歓迎”の意味合いが強いですが、今回のような場では「ウェディングパーティー」よりも「ウェディングレセプション」の表記が多く”披露宴”という意味になるそうです。
※
レセプション自体はパッケージで入っているのでやらないという選択肢はないのですが、過去のブログでも前述したとおり
・キャラクターを呼ぶか呼ばないか
・どのキャラクターを何人呼ぶか
という事は選ぶ事ができます。
この辺の話は書いてると長くなってしまうので、もし興味がある方は過去の記事をご参照ください。
※
FTWをWDWでやるうえで2日目の一番楽しみにしていた、とっておきの時間です。
そのために無理を言って、タキシードのしわも気にせず大きなバックパックを背負い、一眼レフ2台とビデオカメラ1台、そして三脚を持ち込んだのですから笑
率直にヤバくないすか?
写真で見ても、とても滑稽な姿ですね。
タキシードと蝶ネクタイというフォーマルを、傘とカバンで崩してオシャレを演出したい訳じゃないんですよ。
ドレスとカジュアルのバランスは3:7ってところでしょうか?
カバンから飛び出てるのが三脚です
更に雨も降っていましたから、傘もさしていたので滑稽さが倍増です
傘は前日エプコットで買った、ミニーさん柄の折りたたみです。
しかも傘のケースは買った当日に無くしました笑
※
結局FTWやポートレートを撮っている中で止まなかった雨の中、傘をさしてリムジンに戻り、レセプションの会場であるコンベンションセンターに向かいます。
ここですね。
下見の時には行かなかった場所です。
コンベンションセンターはウェディングパビリオンのようにホテルとは別館なのですが、見学希望すればできたかどうかは置いておいて、別に見学しなくも良いでしょう。
ちなみに、ウェディングパビリオンはここ。
車で5分くらいの距離ですね。
オプションで馬車移動を選んだ人は、優雅な時間を味わえることでしょう。
屋根付きの建物入り口の前でリムジンを降り、入って直ぐのホールでは広い青空の天井にミッキーの気球がお出迎えしてくれます。
そこからまっすぐレセプション会場となる部屋に向かいました。
すごくどうでも良いのですが、どこをどう歩いているのか分かりません笑
こんな感じで、部屋の入り口のモニターには表示されていました。
部屋の大きさは、思ったほど大きく無かったと思います。
”天井が伸びてるのか…?それとも目の錯覚なのか…?”
の部屋より、少し小さいくらいでしょうか。
部屋の高砂に当たる正面テーブルには、ケーキと隣に私たちが持ち込んだミニーオーミニーのぬいぐるみがセットされていて、その反対側に新婦のブーケを置きました。
私は荷物を下ろして、部屋全体が移るような位置に三脚とビデオカメラをセットし、部屋を出て入場に備えます。
これで準備は完了です。
※
ちなみにこの場にいるのは
新郎新婦
友人
アライさん
カメラマン2人
介添兼司会の女性1人
ヴァイオリニスト1人
ここに後程、ミキミニが祝いに来てくれます。
余談ですが、この部屋はビックリするくらい暗いです。
天井がそこそこ高いのに照明が暗い、そして窓も一切なく、撮影環境としては最悪。
カメラマンの2人も、ストロボはディヒューザーを付けての直射です。
動画を見返してて思ったのですが、撮影環境として
「ミトミ」
が近いかもしれません。
ミトミの部屋の天井を高くした感じ…かな?
影を付けたくなかったら、天井バウンスというよりも地面バウンスの方が現実的かもしれません。
私達の写真を撮ってくれて友人も、難しい環境下での撮影でした。
(度々リック氏に、勝手にストロボの角度を直されていたねw)
本当にお疲れ様でした、ありがとう!
新郎新婦がこの部屋で、自分達のカメラでミキミニを撮影する事は無かったし、撮影しない方にはどうでも良い事ですが、撮影した時の環境は部屋より明るい廊下なので安心でした。
※
レセプションの流れを先に書きますと
新郎新婦入場(BGMあり)
↓
チアーズ!(BGMあり)
↓
ミキミニ登場(ミッキーマウスマーチ)
↓
ケーキカットとファーストバイト
↓
ダンス(これが恋かしら)
↓
ミキミニからのプレゼント
↓
廊下に出て撮影タイム
↓
ミキミニとお別れ
↓
新郎新婦の最後のブライダルポートレート
↓
リムジンでホテルへ帰る
こんな感じです。
ミキミニが帰るまでの時間が、ざっと30分くらいかな?
※
ヴァイオリンの音楽とともに扉が開き、新郎新婦入場です。
特に変わった事はありません。
予め注がれていたシャンパンで乾杯し、グラスを重ねているシーンの写真撮影が終わったあたりで
いよいよミキミニの登場です!!!!!
ヴァイオリンで軽やかに奏でられる”ミッキーマウス・マーチ”
そして、新郎新婦とは違う扉から、手を繋いで登場するニューフェイスのミッキーマウスとミニーマウス!
…
……
………
今だからこそ
この超個人的な、チラシの裏にでも書いてろ!的なブログだからこそ
あえて言おう
ミキミニがニューフェイスに変わったなんて、聞いてませんけどオォオォオォォ!!!!!?????
当時はようやくこの衣装のミキミニに会えた事でとても嬉しかったし、ニューフェイス自体にも見慣れていたから良かったのですが、旧フェイスが好きな人からしたらこの悪い意味でのサプライズは、もしかしたらショックすぎてその後の写真に写る顔が死んでしまうかもしれません笑
アライさんからは、打ち合わせの段階で旧フェイスと聞いていましたから。
正直言うと、私も(特にミッキーは)旧フェイスの方が好きなのですが、前日にトーキングミッキーがいなくなったり、パーク全体でミキミニが一律ニューフェイスに変更されたので、この時ミキミニをみた瞬間納得したと言えばそうなのかもしれません。
せざるを得なかったとも、言えるかも笑
こういう大きなところでも、小さなところでもアメリカンなカルチャーギャップを味わう事ができます。
せめてアライさんが予め教えてくれてればなあ…
教えてもらってどうなる話じゃないけど、その場で要らぬ気持ちに心を波立たせないで済みますよね。
「実は昨日から、FTWにきてくれるミッキーちゃんとミニーちゃんはお顔が変わったそうです」
(アライさんのミキミニのこの呼び方、とても好きです(*´ω`*))
そうアライさんから聞いたのは、全部終わった後でした。
勿論、質問したのは私です。
聞かなければ教えてくれなかったと思います。
マジかあ…
というのが当時の率直な気持ちだったと思いますが想定の範囲内ではありましたし、私たち夫婦にとっては、当時も今でもそこまで引きずっているかと言われればそんな事は無く、割とどうでも良い話です笑
私が結構辛辣にこのような内容を書いているのは、もしフロリダでのFTWに興味がある人がこのブログを読んで「WDWでFTWをしたい」と思って実行するときに、このような事例がある事を知っておいてほしいからです。
だから
聞きたいことは全部聞く!
不安があったらアライさんに話す!
やりたいことはやりたいと全力で言う!
(↑それでもできない事はもちろんあるw)
という事を誓って、渡米してほしいです。
特に、私のように海外旅行が初めての人はなおさら。
決して安くないお金を払い、2人だけで挙げる海外での結婚式と披露宴。
後で笑って話せればよいのですが、良くも悪くもストレスは凄いはずです。
花嫁は特にね。
後悔の無いように、最後まで無事に、なんの禍根も残さず終えられるように、あえて強めの言葉を使って、読んでくれている未来の花嫁花婿に伝えます。
書いてて思ったすごい脱線してる。
すごく幸せじゃない話してる笑
でも、幸せになるためだからね。
しょうがないね笑
でもね
これだけじゃないのよ
私達が今回のFTWで、アメリカンなカルチャーショックを悪い意味で感じた事www
この内容は、次々回の記事で触れる予定です。
※
新郎新婦で乾杯した後にミキミニが登場し、まずはハグで挨拶します。
次にやるのはケーキカット。
舞浜で参列させていただいたアンバサダーホテルのFTWがどうだったかは覚えていませんが、今回は新郎新婦とミキミニの4人でケーキカットします。
新婦側にミッキー
新郎側にミニー
ミキミニには新郎新婦それぞれの腕に手を添えてもらって、入刀。
ちなみにこのケーキは実際に部屋に持って帰れるケーキで、メッチャ固いです笑
ソシテメッチャマズイデス...(コジンテキニハ)
ケーキカットした後はそれをスプーンですくって、お互いの口にファーストバイト。
スプーンの大きさは普通サイズです。
そして1人ずつではなく、同時にです。
両隣でミキミニはすしざんまい!
写真を振り返るに、この後新郎新婦はmouth-to-mouthしています(あんなに嫌がっていたのにw)
おそらくリック氏の掛け声でしょう笑
両隣でミキミニは両目を隠しています(超かわいい)
ケーキカットの後はダンス!
まずは新婦とミッキー、新郎とミニー
次に新郎と新婦、ミッキーとミニー
BGMはシンデレラから「これが恋かしら」
まさにそれなッ!て感じの選曲ですね。
ダンスっていうよりも手を繋いで揺れてるだけの様な感じなので、私のような社交ダンス未経験者も安心の、初心者ステップ4ビートです。
ミキミニが躍っている間、新郎の目線が結構な割合でミキミニに向かっているのが笑えるところです。
撮りてぇ…
というのが本音だったと思います(本当、新婦に怒られそう)
撮ったところで暗いから、現像に耐えられない写真を量産するのは目に見えています。
2枚目の写真がとても面白くて笑
ミニーさんにできるだけ密着したい新郎
ミッキーに恐れ多くて密着できない新婦
あと、新郎の背筋の良さ...というか、反り具合はこれを見た友人達に笑ってもらえました笑
※
ダンスが終わり、部屋で過ごす最後のイベントは、ミキミニからのプレゼント。
ミッキーからは、ミキミニのサインが入った結婚証明書。
ミニーからは、FTW仕様の缶バッジ。
証明書と缶バッジを持って、4人で記念の1枚!(ソレモステキダネッ!)
そして今回、私達からミッキーとミニーへのプレゼントを用意していたのでこの時間を使って贈呈します。
目隠しして待つミッキーちゃん可愛い(*´ω`*)
今回は日本からのお土産ということで
お箸(TDLで購入)
手ぬぐい(TDLで購入)
ミニーオーミニーのぬいぐるみバッジ(グランドフィナーレのコスチューム)
を、それぞれにプレゼントしました。
プレゼントを入れたショッパー、2017夏祭り仕様なのがなんとも懐かしい笑
1年経って、ようやく届いたプレゼント。
喜んでいただけたようで何よりでした。
友人とミキミニと、思い出の1枚(*´ω`*)
※
この後は場所を廊下に移して、写真撮影の時間です。
レセプションの部屋からミキミニが入ってきた扉を出ると、大きな中庭に面した廊下へ出ました。
メッチャ明るい!(という事は雨も止んでる)
天井も高くなく、窓からのサイド光がきつい事もなく、撮影する環境としては最高です。
まずは4人で写真を撮ります。
ここで、アライさんに予めお願いしていた撮りたい構図…というか希望していたポーズで撮っていただきました。
新婦の希望は
”ミッキーとの2ショットで、ミッキーが跪いてプロポーズ”
”ミキミニに挟まれて、両頬からチュー”
最初に新婦とミキミニ。
次に新婦とミッキー、新婦とミニー。
次に新郎。
新郎の希望は
”ミニーとの2ショットで、新郎が跪いてプロポーズ”
”ミッキーと2ショットで、腕組背中合わせ(back to back)”
まずはミニーと2ショット。
次にミッキーと2ショット。
何気に3枚目の、リラックスした感じがたまらなく好きです笑
※
今思うと撮ってほしいポーズたくさんあるけど、それを現場で、英語で伝えるのはとても難しい。
アライさんに予め「ミキミニにこのポーズしてほしい」というメッセージを写真付きで送ったけど、当日やってもらえなかった(多分、ミキミニには伝わってない)。
この辺は余談だけど、もしミキミニだけ撮らせてもらえる時にポーズ指定したい場合は、スマホは持っていけないので、写真をA4紙にコピーして新郎のポケットに入れておいて、その時に見せればやってくれるかも。
こういう時は他力本願ではなく、自分で動いた方が確実だと実感しました。
※
あとは4人の足元アップの写真。
4人で手を繋いで輪になって、輪の下からローアングルで撮ってもらいました。
これが
こうなる笑
そしていよいよお別れの時間。
最後に4人横並びで手を繋いで、後ろに手を振っている写真を撮っておしまいです。
名残惜しくはありますし、1年半以上待ちに待った時間はあっという間ではありましたが、これまでにないくらい濃厚な時間をミキミニと過ごす事が出来ました。
最後の挨拶をして、ミッキーとミニーはマジックキングダムへ帰っていきました。
この後は、カメラマンさんに中庭とホールで写真を撮ってもらいました。
「今更晴れやがったこの野郎」
と思ったとか思わないとか笑
この写真撮影が終わると、JaimerさんとRickさんともお別れです。
アライさんに通訳してもらって、Jaimerさんには2日間の感謝を、Rickさんには今日の楽しい時間をありがとうを伝えました。
最後に3人でハグして、なぜか覚えてないけど2人のカメラを持たせてもらって3人で記念の1枚w
友人が撮ってくれたこの3人の写真がとても気に入っていて、今でもあるSNSで使わせてもらっています。
本当に感謝しかない、貴女に最大の感謝を!
そして、思った以上に長いお付き合いになったアライさんとも、ここでお別れです。
初めてお会いした日から換算すると、2年以上のお付き合いとなりました。
これからの流れやフォトアルバムやデータの話をした後で、白亜のリムジンに乗って帰る私たちを見送っていただきました。
アライさん、大変お世話になりました!
ありがとうございました!
※
追記に次ぐ追記の話。
今回私たちは三脚にビデオカメラを持参しての、定点カメラ動画撮影でした。
オフィシャルで撮ってもらう動画サービスは利用していません。
結果的としてこの定点カメラ動画で満足しているのですが、私が思う(気づいた)三脚カメラの定点動画のメリットをお伝えしたいと思います。
全体の流れが思い出せる
アライさんからは、日本人が過去に行ったFTWinWDWのサンプル動画を数点観せていただきました。
美麗な編集とカメラワーク、素敵な音楽で彩られた素晴らしいウェディングムービーです。
何の問題もありません。
お金に余裕があるならお願いしたい気持ちでいっぱいです。
しかし、編集ゆえに様々な部分がカットされていたり顔のアップが入ったりBGMが後から挿入されている為、何を話していたか等の、生のライヴ感は少し薄いです。
しかし、ノーカットで無編集、カメラのマイクが拾う自然の会話やヴァイオリンのBGMしか聞こえない定点カメラ動画には、そのライヴ感がある。
今回備忘録を書く上で特に、この無編集のムービーには思った以上にお世話になっています。
あぁこんなことあったな
とか
なんか失敗してて笑える
とか
こんなこと話してたんだ
とか
編集された綺麗なシーンだけではない、生の思い出が蘇る...と言えば伝わるでしょうか?
備忘録として使う上なら尚更、オフィシャル動画よりも遥かに有用です。
また今回、FTWでもレセプションでも、アライさんが三脚を動かして位置を都度調整してくれていました。
FTW式場では基本私たちに向けてくれて、レセプションでは廊下で出たら三脚も廊下に出してくれたり、全てが終わった後でカメラ向けてインタビューしてくれたり...
お願いしていたわけでは無いので期待していなかったのですが、後で動画を見返して嬉しい気持ちになりました。
オフィシャルで頼まなかったのは
「ムービーを買ったとしても、一回観て二度と観る事はないだろう」
という意見が夫婦で一致したのもあったからですが、今回撮った動画に関してはブログを書く上でも、たまに振り返る上でもちょいちょい観返しています。
そういう意味で、三脚とビデオカメラ持参の定点カメラ動画も、十分検討の余地ありだと思います。
アメリカに三脚持っていくのは嵩張って本当に面倒だし、当日も自分で準備しないといけないからその辺の手間を天秤にかけた上で...ですけどね笑
※
ホテルに戻った後はドッと疲れたかというとそんな事は無く、前日のMKBP後の方が疲れていたのを覚えています。
前日は午前3時起きでしたし、メイクさんの件があったので精神的にも疲れが多かったのかもしれません。
そして何より、今回の旅のメインイベントが無事に終了したという達成感が、疲れを感じさせなったのもあると思います。
多分再掲になりますが、MKBPとFTWは別日にする事を強くお勧めします!
日程に余裕がなければ同日もやむなしで仕方ありませんが、特にMKBPが思った以上にきついです。
MKBP後に休まないとその午後の予定に支障が出る可能性もある(私がそうでした)ので、経験則からのおすすめです。
※
ホテルに戻って少し休んだ後、ハリウッドスタジオに向かいました。
この日は”ハリウッドアンドバイン”でディナーを予約していたのと、その後に行われる”ファンタズミック!”鑑賞が、この日最後のイベントです。
ちょっと長くなってしまったし、キリが良いところなのでこの記事はここで締めますね。
でも書きたいこと書いたな~気持ちいい笑
次回、初めてのハリウッドスタジオへ!!!
※
上の写真は、私が撮ったミキミニ。
この旅一番の、私が撮った思い出の1枚。
時間にしたら30秒くらいだったと思うし10シャッターも切れなかったけど、緊張しながらも楽しい時間でした(*´ω`*)